SNSやインターネット広告とポスティングの大きな違い
近年、テレビやラジオなどに加えて、SNSやインターネットなど様々な発信ツールがうまれています。発信ツールが増えたことで、ターゲットへの情報発信方法の選択肢が増えました。一方で、効果的に届けたい人に情報を届けるために、どの情報ツールを使えばよいのか悩みやすくもなりました。
今回は「アナログメディア」と「デジタルメディア」の違いを紹介し、それぞれの役割やメリット・デメリットを知っていただくことで、これから発信を考えている方は、アナログメディア・デジタルメディアどちらが適しているのかを考えるきっかけにしてみてください。
1.アナログメディアとデジタルメディアの役割は大きく違う!
発信ツールの中に「アナログメディア」と「デジタルメディア」があります。アナログメディアとデジタルメディアの役割には大きな違いがあります。まずは、それらにどんな違いがあるのか解説します。
①アナログメディアとは?
アナログメディアは、チラシや新聞・雑誌、ポケットティッシュなどの販促物や、テレアポなどの電話や街頭などの対面でのPRのことを指します。
デジタル化が進む中でアナログメディアは縮小傾向にありますが、新聞などは、インターネットやSNSが普及した今でも権威性を保っているのが特徴です。アナログメディアには例えば、新聞、広告、チラシ、ポスター、DM、街頭や店頭でのPRがあります。
②デジタルメディアとは?
デジタルメディアとは、テレビやラジオ、SNSやインターネットのことを指します。
デジタルメディアは、現在ではどの年代の方にとっても1番身近なメディアになりました。
幅広い層や、幅広いエリアの方に情報を届けたいときに効果的なイメージが強いですが、近年でてきたSNSやインターネットは特定のターゲットに絞ってアピールすることが可能になりました。デジタルメディアは例えば、テレビ、ラジオ、インターネット広告、SNS、ブログ、動画配信などがあります。
2.アナログメディアとデジタルメディア 、それぞれのメリット・デメリットとは?
アナログメディアとデジタルメディアには、メリット・デメリットがあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、効果的な販促計画を立てるのに役立ててください。
①アナログメディアのメリット・デメリット
アナログメディアのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリットは、手元に残すことができ、必要な情報をしっかり伝えることができることです。アナログメディアのチラシやDMなど紙媒体のものは手元に残すことができます。そのため、情報の受け手の記憶にも残りやすくなっています。またチラシの配布時に対面でアピールをすることも可能で、チラシやDMだけでは伝えきれない補足情報も伝えることができるため、ターゲットに情報を十分に伝えることができます。
反対にデメリットを挙げると、情報の変更がしづらく、クレームにも発展しやすいことです。
紙媒体などの手元に残るものは、情報の内容変更が難しくなっています。そのため、随時情報が変わるものの発信には適していません。また対面での情報発信は、発信者の対応によってはクレームにつながることもあるため注意が必要です。
②デジタルメディアのメリット・デメリット
デジタルメディアのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリットはコストやターゲットの幅を自由に決めることができることです。
テレビやラジオは、幅広いエリアや年代に情報を届けることができます。そのためコストもかかります。一方でSNSやインターネットは、コストは低く、限定的なターゲットに届けることが可能です。さらにSNSやインターネットは、効果測定もできるので次回の発信方法について反応をみながら戦略を変えていくことができます。
デメリットは、高齢層やエリアを限定して届けることが難しいことです。デジタルメディアは、すべての年代にとって身近なメディアですが、インターネットやSNSは高い年齢層にとっては馴染みが薄く、情報が届きづらいです。また、エリアを限定して届けることが難しくなっています。そのため「●●地区の中高年層」や「新規店舗オープンした××エリア周辺」などのようなターゲットに情報を届けたい場合には、デジタルメディアは不向きといえます。
3.まとめ
いかがだったでしょうか。
「アナログメディア」「デジタルメディア」には、それぞれの役割や特徴があります。
ターゲットにしっかりと情報を届けるために、それぞれの特徴を活用しながら情報を発信していくことが大切です。
今回ご紹介した、各メディアの特徴から効果的にターゲットへ情報を届けていきましょう。