アルバイトの求人募集にポスティングを使ってみよう!
求人倍率がコロナ禍前に戻りつつある昨今、人手不足で悩んでいる経営者は多いのではないでしょうか?少子高齢化の影響は全国各地に多大な影響を与えています。人手不足によるサービスの低下、商品供給力低下による売上減は、企業にとって重要な課題となってきています。
現在求人媒体が数多く存在しますが、ここで、求人媒体に頼らないダイレクトリクルーティング※にポスティングを選択する企業様が徐々に増えてきています。以前の求人チラシのポスティングと変化してきているところを踏まえ説明していきたいと思います。
※企業側が「欲しい」人材を採用するために、企業自身が採れる手段を主体的に考え、能動的に実行する「ダイレクトリクルーティング」という採用活動です。
1.ポスティングすることで獲得するあらたなターゲット
そもそも求人媒体を見るユーザーはどんな方でしょうか?様々な年代、キャリアを持つ方が求人媒体を見ます。しかもその求人媒体は多く存在します。そこで、お勧めするのは「ダイレクトリクルーティング」といわれる企業が直接採用活動をする手法です。ダイレクトリクルーティングはしっかりとマスターすると予算的にも経費を圧迫することはなく、獲得の有無に関係なく掲載料をとられることもありません。簡単な手法ではありませんが、先ずは求人チラシを作成し直接求職者に情報を届けてみましょう。そうすることで新たな層にリーチさせることができます。
【参考】ポスティングが狙う新たな求職者層
〈求職活動前の方々に届く〉
ポスティングでの求人の良いところは、求職活動前のまだ求職活動を行っていない方々に届くという点です。そろそろ仕事しようかなと思っている主婦層や学校が落ち着きアルバイトを探そうと考えていた大学生、ダブルワークを検討しているが行動に移していない会社員など理由は様々ですが、これらの「求職者予備軍」と呼ばれる方々は検討している段階ですので、まだ活動自体は行っていません。そのため、いくら求人媒体に掲載したとしても、この方々にリーチさせることは困難です。業種によっては、そもそも対象者が少ない場合もありますが、「求職者予備軍」にリーチさせることで可能性は広がっていきます。弊社の関連会社のポストイン長崎も、この手法を使って2年間で配布員120名を採用しています。
2.アルバイトの平均的な通勤距離とは?
ポスティングの手法を用いたダイレクトリクルーティングのいいところは、エリアを選べるところにあります。求人媒体の場合のセグメントは市町村レベルが多く、市といっても端から端までかなりの距離がありますので、求人を見てもらって気に入ってもらえても距離的に厳しいという理由で避けられることはよくあります。ですから、求人チラシをポスティングする際はアルバイトで通える距離の範囲内に配布していきます。
アルバイトで適している距離 = 家から30分以内
そもそもアルバイトする方々は何らかの事情があります。生活圏内でアルバイトをする方が多いので、お店や会社から30分圏内でポスティングを行いましょう。
3.伝えるべき求人情報
昔からある求人チラシのポスティングですが、今の求人チラシと大きく変化してきていることがあります。それがチラシの内容です。
以前は求人の条件面を前面に押したデザインで良かったのですが、これではいくらポスティングしてもなかなか結果を出すのは難しいです。求職者はもちろんのこと、求職者予備軍が興味を持ち見たくなるような内容にしていきます。
〈求人チラシに記載すべき情報〉
- 応募資格
- 勤務日数
- 勤務時間(シフト)
- 時給
- 仕事内容
- 交通費支給・まかない等の有無
- 応募方法
- 連絡先・申込先
この他にも「アルバイトスタッフの声」や「企業理念」など、どんなお店なのか?どんな会社なのか?分かるような内容にしていきます。キャッチコピーやイメージがわかるような写真を掲載し、一発でどんな内容なのかわかるようにデザインしましょう。
4.必要な回数
デザイン、エリアが決れば後はポスティングする回数です。もちろん1回のポスティングで定員が埋まるのが理想ですが、なかなかそうもいきません。1回配布して来ない場合でも、3回は同じエリアに配布してみてください。
ポストイン長崎を例に挙げると、4人に1人は「以前からチラシが入ってたので気になっていた」と答えます。ポスティングでの求人チラシの良さは「求職者予備群」に届くところですが、あくまでも求職活動をしていない方々です。そのため、求職者に比べると初動が遅くなりがちですので、定期的にポスティングを行いましょう。
そこで気になるのが、何回も配布すると「コストが上がる」ことです。しかし、配布計画を立て、ポイントを押さえることで経費を抑えることができます。
- 印刷は数回分まとめて印刷する
- 1回の配布の期間を延ばす
- 定期的にポスティングすることをポスティング会社に伝える
この3つのポイントを抑えることで、1回のポスティングのコストを抑えることができます。
5.まとめ
いかがでしたか?今回は、求人チラシに関して解説してみました。ネットで応募する時代にアナログであるポスティングで募集をするのは時代遅れのようですが、エリアによってはポイント抑えることで十分効果が期待されます。実際弊社では、20代から70代まで幅広く応募数を獲得することが出来ました。チラシだけでなくチラシからHPへ誘導し、応募しやすい工夫をすることで、新たな層を獲得することができます。採用でお困りな方がいらっしゃいましたら是非一度ご相談ください。