GPSを使ったポスティングの効果
ポスティング広告を業者に依頼した際「GPSを使用しています」と説明されることがあったかと思います。ポスティング会社のHPを見ても「弊社はGPSを使用し…」と書かれていることがよくあります。そもそもポスティング会社が勧めるGPSとは何なのか?説明していきます。
1.配布でGPSを使う理由
何故ポスティング会社はGPSを使うのか?大きく3つの理由があります。
- 配布員の不正防止
- 配布員の作業効率を上げるため
- 信用問題の解決
それぞれ詳しく説明していきます。
1.配布員の不正防止
そもそも何万枚を配布して、未配達を探すのは困難です。それを利用し、配布していないにもかかわらず「配布しました」と虚偽の報告をする配布員さんが存在していました。
これは、業界の信用にもつながります。配布員さんにGPSを持たせ配布した軌跡を記録し不正防止を徹底しています。
2.配布員の作業効率を上げるため
配布員さんは各エリアを担当しています。毎週担当するエリアを数日間に渡り配布していきます。そうすると前日配布したところや、一度配布したところが分からなくなる時があります。そんな時GPSがあれば昨日どこを配ったのか?数時間前どこを配ったのか?すぐに確認できるため、配布効率が向上します。また、配布完了後、配布ルートを再確認しもっと早く効率的に配れるルートの検証にも使うことができるためGPSは配布員さんから重宝されています。
3.信用問題の解決
1でも説明したように「ポスティング会社って本当に配布しているの?」を解決するために不正を防ぐのは当然です。しかし、それだけでなくGPSを使った配布完了報告書を提出することで、業界の信用につながります。
2.検証に使える
GPSには「いつ、どこに、どのように」配布員が配ったのかが記録されます。その機能を使いマーケティングに応用することができます。主に集客系の広告の場合、店舗から半径何Kmだけで決めていませんか?山や道路、線路などが集客の動線を防いでいることはよくあります。商圏設定にGPS配布を取り入れ最適な商圏を検証していくことをおすすめします。
3.まとめ
どうでしたか?今までは、GPSを取り入れるのには高額な予算が必要でした。そうしたことから導入しているポスティング会社は少なく、ただ配るだけのポスティング会社が多く存在しました。スマートフォンの普及により、配布員さんのスマートフォンのGPSをアプリと連動して配布管理を行うことは、今のポスティング業界では浸透しつつあります。ですから、今後ポスティング会社を選ぶ際には参考にしてみてください。