ポスティングで集客効果を高める3つのコツ

ポスティングとは、チラシや販促物をポストに投函するサービスです。チラシやパンフレットが一般的ですが、シールやティッシュなどの販促物も含まれる場合もあります。
ポスティングを検討している企業や店舗の販促担当者が1番気になるのがその「集客効果」ではないでしょうか。お金をかけてポスティングを行ったのに、お客さんが全く集まらなかったという結果では意味がありません。
本記事では、どのようにポスティングを実施すれば、集客効果が高まるのか。また、集客をした後の結果の把握の仕方についても解説していきます。
集客方法を検討している、ポスティングの集客効果を高めたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
1.集客効果が高くなる3つのコツ
どんな販促方法であっても気になるのが「集客効果」です。
ポスティングの集客効果を高めるコツとして、以下の3つがあります。
- ターゲット設定
- エリア設定
- 配布曜日
1つ1つ解説していきます。
①ターゲット設定
まずは集客したい顧客(ターゲット)を明確にします。
以下のような項目に対して、どんなターゲットを想定するのかを考えていきます。
- 年齢
- 性別
- 家族構成
- 居住エリア
- 職業
- 趣味
ターゲット設定が明確になっていると、この後ご紹介する「エリア設定」や「配布曜日」がおのずと見えてきます。そのため、ターゲット設定は最も重要なポイントと言えます。
②エリア設定
ターゲットが明確になれば、そのターゲットがお住いの(あるいはお住まいであろう)エリアを絞り込みます。
地元密着のスーパーやドラッグストアなどといった店舗の場合は、「店舗からどれくらいの範囲までを配布エリアとするか」を考えましょう。
エリア設定が広くなればなるほど、費用がかかるため、配布エリアの見極めは大切です。
③配布曜日
何曜日に配布するか?といった点も集客効果を最大化するための重要なポイントです。
週末や祝日に買い物や外食しやすいと考えると、金曜日にポスティングを行いたくなります。しかし、他の企業や店舗も同じことを考えるため、同じ曜日にたくさんのチラシが投函され、配布したチラシがまぎれてしまう可能性が高まります。
主婦やシニア層がターゲットの場合は平日にポスティングを行う、といったようにターゲットの目にとめてもらいやすい曜日はいつなのか、効果が出る配布曜日はいつなのかを考えましょう。
また、ポスティングの場合、配布されたものが手元に残るため、ポスティングしてから1~2か月後に来店・商品購入に至るというケースもあります。ポスティングをしてから効果がでるまでに時差があることも踏まえ、配布曜日を決めるのがオススメです。
2.トライ&エラーで勝ちパターンを見つける
ポスティングを行った後は、集客効果があったのか、また次のポスティングで修正するポイントはないかを分析していく必要があります。効果を分析することで、より効果的にその企業や商品にあった集客を行うことができます。
配布曜日やエリア、チラシのデザインなどを変えながら集客効果を分析するなど、トライ&エラーを繰り返すことで集客の勝ちパターンをみつけられます。
では、「集客効果」を測るにはどのような方法があるのでしょうか。
①チラシにクーポンをつける
チラシにクーポンをつけておくと、商品購入時にチラシをみて購入したかどうかを知ることができます。
しかし、クーポンがあまり魅力的ではない場合、「チラシは見たけれど、クーポンを利用しなかった」となると効果測定することができません。チラシをみた顧客に「クーポンを使いたい」と思わせる魅力的な内容にしておくことが大切です。
②専用Webページや専用ダイヤルに誘導
Webページや電話での商品購入が可能な場合は、チラシを見た人しか見られない、または連絡できない、専用のWebページや専用ダイヤルを設けておく、といった手法も有効です。
どちらの場合もチラシを見た人だけがアクセスできるため、集客効果が把握しやすいです。
③来店者数や売上額を比較する
ポスティングを行ったときと、ポスティングを行っていないときの来店者数や売上額を比較することでも、集客効果をみることができます。
一方で、来店者数や売上額にはポスティングだけでなく、天候など様々な要素が複雑に影響しています。ポスティングを行った期間に来店者数や売上額が増えたからといって、一概に「ポスティングの効果がでた」とは言えないことを認識しておきましょう。
3.まとめ
いかがだったでしょうか。
ポスティングの集客効果を高めるにはいくつかのコツがあることが分かっていただけたかと思います。
しかし、集客効果を高める方法は1つだけでなく、その店舗や商品などによって異なります。今回ご紹介したような、効果の分析をしながらのトライ&エラーも大切ですが、何度もポスティングを行うということは、その分の費用も必要になります。
集客効果を高めたい場合、プロの経験や知見を交えることで、より早く、その分集客コストをかけずに、企業・店舗にあった集客方法を知ることができます。
集客方法に悩んでいる方は、1度プロの力を借りてみてはいかがでしょうか。